市川まち歩き③

本殿

千本公孫樹

 千本公孫樹は、葛飾八幡の御神木として大切にされてきた木です。推定樹齢は1200年を越えると言われています。かつて落雷によって地上6メートルほどの高さで幹が折れましたが、その後、その周囲から多くの芽が伸び、今のような姿になったと言い伝えられています。

 千本公孫樹の名も、多くの幹が寄り集まり、まるで1本の大樹が伸びているように見えることに由来します。根回り10.2メートル,人間の目の高さでは10.8メートルの太さで、根回りより人間の目の高さの方が太くなっているのが特徴です。

 公孫樹には雄株と雌株がありますが、この樹は雄株のため実はつけません。(このブログの「杉並大宮八幡宮まちあるき④」であげた公孫樹は、雄株と雌株がありました)昭和6年、現在の市川市において初めて国の天然記念物に指定されました。

なお、公孫樹の漢字には「公孫樹」、「銀杏」、「鴨脚樹」などがあります。

 「公孫樹」は漢名から来ています。父(祖父)が種をまいても、実がなるのは孫の代になることからです。

 「銀杏」という漢字は、〈いちょう〉と〈ぎんなん〉の2通りの読み方があります。元々は、中国語の銀杏(ぎんなん)・・杏(あんず)の実を小さくして銀のように白い実・・ということから名付けられたので、銀杏(ぎんなん)の木、銀杏(ぎんなん)実と呼ばれていたそうです。

 中国ではまた、イチョウを「鴨脚ヤーチャオ」と呼んでいた時があり、(鴨の脚のような葉だからでしょう)日本ではヤーチャオ→イチョウと変化したそうです。

 まちあるきしたのは10月のはじめでした。まだ緑だった公孫樹も、もう黄色くなっているでしょうか。                  松永     

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