対潮閣跡



小田原には著名人、文化人の別邸が多くあったのですが、山下汽船(現・商船三井)の創業者、山下亀三郎の別邸を対潮閣といいました。対潮閣には、山下と同郷の友人、海軍中将の秋山真之(1868~1918)がしばしば訪れていました。秋山は近くの「古希庵」(山県有朋別邸)を訪ねて「国防論」を戦わしていましたが、盲腸炎が悪化して大正7年(1918)2月4日未明に対潮閣内で亡くなりました(49歳)。秋山真之は、司馬遼太郎の『坂の上の雲』の主人公として描かれた人物です。日露戦争で活躍しました。
ここの近くに北原白秋「あわて床屋」の説明板があります。金子さんの話だと数年前までこの場所に床屋があったがなくなってしまったそうです。 (松永)
