居神神社

居神神社は、三浦荒次郎義意公(戦国時代の武将で相模三浦氏最後の当主)を祀り、小田原城の裏鬼門(東北の方角)を守護する、永正17年(1520年)創建の神社です。小田原三大明神の一社に数えられています。旧小田原宿、板橋口近くにあります。旧東海道である国道一号線に面しています。場所柄、海・港に近く漁師が多いことに加えて石屋・畳屋などの職人も多いので、祭礼の時は居神流と呼ばれる荒々しい担ぎ方をするそうです。
三浦家は桓武平氏の流れをくむ名族で、三浦半島をはじめ鎌倉・平塚・伊勢原をはじめ鎌倉幕府の中核を担った三浦一族の子孫で、陸奥守従四位下三浦道寸義同(よしあつ)の嫡子です。関東の平定をめざす北條早雲(当時は伊勢宗瑞)に攻められ、永正13年(1516年)7月11日、三崎新井城で自害しました。21歳でした。
15歳の時にはすでに官位弾正少弼を賜り、筋骨たくましく、文武両道に秀でた武将だったと伝えられています。永正17年、居神大明神として祀られました。(松永)
